犬は子供の成長に良い影響を与えるとは本当か|相性がいい犬種とは?

子供とワンちゃんが仲良く遊んでいる姿を見ると心が癒されるものです。

実は、ワンちゃんは子供の精神的、身体的、社会的成長にとても強い影響を与えることができるんですよ。

では、子供の成長に本当に良い影響と与えてくれる存在なのでしょうか?

子供と相性の良いワンちゃんはどんな犬種なのでしょうか?

動物看護師の視点からお話したいと思います。

 

子供が苦手な犬は意外と多い

YouTube動画などで子供とワンちゃんが仲良く遊んでいたり、赤ちゃんに寄り添って守っているようだったり・・

見ていてとても和むものです。

ワンちゃんはまだ動くことのできない赤ちゃんにはとても優しく接してくれるようですが、幼稚園や小学校に行くようになった子供はワンちゃんにとって少し苦手の相手のようです。

 

なぜ子供が嫌いになるのか?

もちろんそのワンちゃんの性格にもよりますが、子供の接し方に問題がある場合が多いでしょう。

 

小さい子供はワンちゃんを乱暴に扱ったり、大きな声で騒いだりということがあります。

小型犬などは扱い方によっては骨折しかねません。

 

実際、動物病院に来院する小型犬は子供が落としたり放り投げたりして骨折させてしまった例がたくさんあります。

 

ワンちゃんは嫌なことはずっと覚えています。

その結果として子供に触られることが嫌いになり、下手をすると子供をかんだりすることになりかねません。

 

家庭内できちんとした順位付けをする

そうならないためにも、ワンちゃんの性格、気質などをよく理解しきちんとしたしつけが大事です。

それと同時に、子供にもワンちゃんへの接し方を理解させなければなりません。

 

まずは、家庭の中での順位付けをしましょう。

  1. お父さん
  2. お母さん
  3. 子供
  4. ワンちゃん

です。

 

犬は群れで生活する生き物です。

ペットにとってその群れは人間の家族です。

 

家庭内で順位をしっかり定めてしつけするなら、ワンちゃんは自分よりも上の存在には逆らわなくなります。

 

犬もやきもちをやくのはホント

ワンちゃんを先に飼っていてその後に子供が生まれた場合、自分のテリトリーに違う「生き物」がきたわけですから、「コイツは何だ?」となります。

また、飼い主さんはどうしても赤ちゃんを優先するので、ワンちゃんとっては面白くない状況です。

 

その結果、嫌がらせでいつもと違う場所でおしっこしたり、繊細な性格のワンちゃんならご飯を食べなくなったりすることも多々あります。

 

なので、赤ちゃんが生まれたとしても、出来る限りそれまでと同じようにワンちゃんも気に掛けてあげましょう。

 

子供と相性がいい犬種はどれ?

では、子供と仲良くできるワンちゃんはいるのでしょうか?

皆さんはやはり小型犬の方がいいかも・・と思うかもしれません。

でも実は大きさはあまり重要ではなく、そのワンちゃんの性格、気質等によるところが大きいです。

その中でも相性のよい犬種をご紹介します。

 

◆ゴールデンレトリバー

元々フレンドリーな性格で、頭が良く忠実です。

遊ぶことも大好きです。

また、人に触ってもらうことをとても喜びます。

豊かな長い被毛で、抜け毛も多いので毎日のブラッシングが大変ですが、子供と楽しみながらできるでしょう。

 

◆ラブラドールレトリバー

犬の中では最も忍耐力がある犬種と言われています。

自分で考えることができ、状況判断に優れ穏やかで頭もよく愛情深いので、多くの盲導犬を輩出している犬種です。

ただし、子犬の頃は「小さな怪獣」と言われるくらいやんちゃです。

 

◆ポインター

家族にとても従順優しく頭が良いワンちゃんです。

猫や他の動物にも優しい面を見せてくれます。

もちろん子供にも優しい犬種です。

 

我が家には保護したポインターがいます。

4頭いる犬の中で最後の犬でした。

ほかの犬は小型犬なのですが、自分が最後に来たことをよく理解し、決して出しゃばることをしません(笑)

 

◆プードル

人の言うことをよく理解する、非常に頭が良いワンちゃんです。

頭が良いだけに、人の裏をかくということもします。

好奇心も旺盛で、小型犬ながらスタミナがあります。

一生懸命子供と遊んでくれそうです。

 

ただ、骨折しやすいので扱い方には十分注意が必要です。

 

◆ボーダーコリー

フリスビーや飼い主と一緒にダンスをしたりと、とてもパワフルでエネルギッシュなワンちゃんです。

気立ても良く従順です。

アウトドアで子供の良き遊び相手になってくれそうです。

 

◆ブルドッグ

顔は怖いですが、見ようによってはとても愛嬌のあるワンちゃんです。

性格がおっとりとした犬種で、ちょっとやそっとでは動じることもない頑固な面も持ち合わせています。

 

人のそばが大好きなので、子供をそばでしっかり見守ってくれそうです。

暑さに弱いので、夏場の冷房は必須です。

 

◆ビーグル

スヌーピーのモデルになった犬種で、垂れた耳とキラキラした目が印象的なワンちゃんです。

フレンドリーで平和主義、家族に愛情深いところがあります。

また、用心深い面もあるようです。

 

スタミナに溢れているので疲れることを知りません。

子供と十分に遊んでくれるでしょう。

 

ただ、食いしん坊な犬種です。

子供のおもちゃなどを誤飲、誤食する危険があるので、おもちゃの管理を徹底するようにしましょう。

 

◆キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

イギリス王室で飼われていたことからこの名前がつきました。

見た目も貴族のように優雅です。

 

争いごとを好まず、とても穏やかでフレンドリーです。

部屋の中での遊びに付き合ってくれるでしょう。

大きな目は傷が付きやすいので注意しましょう。

 

◆雑種犬

ミックス犬ではなく、他の何代もの血の入った雑種犬です。

純血種に引けを取らないくらい素晴らしいワンちゃんが多いのです。

 

純血種に比べるとあまり病気をすることもないようですが、絶対とは言えません。

今まで見てきた雑種のワンちゃんは非常に賢い子が多く感じました。

子供がいる家庭でもその賢さを発揮してくれますよ。

世界に一頭だけの犬種です。

 

子供と犬の共存には「ルール」が必須

ここまで紹介してきましたが、一番大切なことは、

どんな犬種でも人間社会でワンちゃんが安心、安全に暮らすための「ルール」を教えなければなりません。

これが「しつけ」です。

 

本来ならワンちゃんの世界でワンちゃん達の群れのルールに従っていればいいはずのワンちゃんを、人間のルールに合わせて暮らしていかないとならないのです。

 

ワンちゃんに言わせれば「大きなお世話」と思っているかもしれません。

でもそれでは人間と共存することは難しいのです。

ではどんな点を注意してしつければいいのでしょうか?

 

しつけ=根気と時間

ワンちゃんをしつけること、これは本当に根気と時間が必要なのです。

訓練に出す飼い主さんもいます。

もちろんプロにまかせるのもいいでしょう。

しかしそれでは訓練士の言うことしか聞かないというワンちゃんも多いです。

 

ワンちゃんを飼うと決め、家族に迎え入れたのであれば、しつけは家族全員で行うものだと私は考えます。

 

そのワンちゃんの気質、性格を十分知った上で、どういうしつけ方がいいのかを専門家に聞くこともいいでしょう。

 

しつけには英語がいい?

家族みんなが同じ号令で行うことが何よりも重要です。

  • お父さんは「座れ」
  • お母さんは「お座り」
  • 子供は「座って」

と、みんながそれぞれ違う言葉をかけるとワンちゃんは戸惑ってわからなくなります。

 

1番いい号令は「英語」です。

なぜかというと英語には1つの言葉しかないからです。

  • 「座れ」なら「Sit」(シット)
  • 「待て」なら「Wait」(ウェイト)

これならワンちゃんは戸惑うことはありません。

 

まとめ

どんなに性格がおとなしいワンちゃんであっても、家族全員でしつけをすることは大事です。

しつけをしっかりするなら、ワンちゃんの存在は子供の成長に良い影響を与え続けてくれるでしょう。

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