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乾燥肌・敏感肌の人の保湿剤の選び方・スキンケア方法

乾燥肌・敏感肌の人は冬は特に乾燥に悩まされると思いますが実は保湿剤の選び方を間違うといつまでも保湿されないどころか逆効果になってしまっていることもあるのでこの機会に保湿剤の選び方を覚えて帰ってください。

肌を保湿する成分は大きく分けて

  • ヒューメクタント(保水剤)
  • エモリエント

の2種類があります。

順を追って解説します。

ヒューメクタントとは

保湿成分(保湿剤)の一種で水分を吸着する水溶性の成分のことです。保水剤とも呼ばれます。

ヒューメクタントの例としては「乳酸」「グリコール酸」「アミノ酸」「グリセリン」「尿素」「ヘパリン類似物質」「ヒアルロン酸」「セラミド」「コラーゲン」などがあります。

ではヒアルロン酸が含まれている化粧水はヒューメクタントとして機能するかと言うとそうとは限りません。

化粧水は様々な成分が含まれておりヒアルロン酸などのヒューメクタントの含有量が少なかったり、防腐剤や香料として肌に悪い成分が入っている可能性もあるためです。

また世の中の化粧水・美容液の多くは上記の成分のどれかしらを含んでいるものが多いので結局どれを買えばいいかわからない、となってしまうと思うので保水力の高い美容成分を紹介しておきます。

水との結合のしやすさが保湿力の高さになるので保湿力の高い順に

  1. セラミド・ステアリン酸コレステリル・レシチン
  2. ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン ・ヘパリン類似物質
  3. NMF(天然保湿因子)・グリセリン

となりますが浸透力はヘパリン類似物質が一番高いです。

セラミド含有量が多い化粧水・美容液例

ヒアルロン酸含有量が多い化粧水・美容液例

エモリエントとは

エモリエントとは皮膚からの水分蒸散を防止してうるおいを保持し、皮膚を柔軟にするという皮膚生理作用のことです。その物質自体を指す場合もあります。

エモリエント剤の例として「ワセリン」「シアバター」「ココナッツオイル」などがあります。

日本人は白人より20%皮脂が多く モリエント剤は足りている場合が多いのに、 乾燥しているからと言ってエモリエント剤、例えばココナッツオイルを塗って内部が乾燥して皮脂が大量に出て毛穴が詰まってしまっている人も多いと言われています。

エモリエントが足りていない人ももちろんいます、肌タイプの見極めが大切が大切です。

まとめ

  • 日本人は角質が薄く肌の保水力が低く 皮脂が多い人が多い
  • 角質層の保水力を上げるヒューメクタント(保水剤)はセラミド・ヒアルロン酸含有のものがおすすめ(他のものでもOK)

今回紹介した化粧品・保湿剤の選び方で肌本来のバリア機能を上げた上で他の気になる部分は他の成分で改善していきましょう。

例えば毛穴が気になる場合は以下のページを読んでみてください。

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