唇をケアする商品として口紅・ルージュ・リップ・グロス・オイル・ティントなど様々なものがありますが色々ありすぎて自分に必要なのがどれかわからない、と言う方も多いと思います。
この記事ではそんな方に向けて口紅・ルージュ・リップ・グロス・オイル・ティントの違いをまとめています。
口紅
口紅とは唇を鮮やかな色に着色するのが主な目的の化粧品のことです。
口紅の主成分は油分と色素であることに加え近年の口紅は色持ちを良くさせる成分のため服などにつくと落ちにくい汚れとなってしまいます。
口紅が服についてしまった時はクレンジングオイルや服の染み抜きに使われるベンジン、もしくは中性洗剤で落としましょう。
ルージュ
ルージュはフランス語で「赤」を意味する単語(rouge)で日本語では口紅と訳されます。
元々はルージュは赤色しかありませんでしたが今はオレンジ系・ピンク系・ベージュ系など様々な色のものがあります。
英語ではリップスティック(lipstick)という為日本で使われているリップという言葉と混同しやすいですが日本でリップというとほとんど場合リップクリーム を指します。
海外ブランドだとまれに日本でもリップと言う呼び方でも口紅を示すこともあるので紛らわしいですね。
リップ
海外では唇に塗る化粧品全体を日本では主にリップクリームのことを指します。
ちなみにリップクリーム と言うのは和製英語でリップクリームは海外ではリップバーム(lip balm)と言います、
日本では一般的にリップバームは固形のリップクリームよりも柔らかく、容器に入っていてブラシや手を使って塗るものを差すので少し分かりづらいですがリップクリームとリップバームはそこまで大きな差はありません。
グロス
グロスとは唇に塗って光沢感を出す化粧品のことを指します。光るリップ=グロスと思っていただければ大丈夫です。
ブラシ状のものをリップグロスだと思っている方も多いのですがグロスでもスティックタイプのものもあります。
ちなみに社会人男性にアンケートを取った所
女性がグロスを使うのを
好き!……57.0%
嫌い!……43.0%
引用元:マイナビウーマン
と嫌いという人も多くその理由が油ものを食べたあとのような感じに見えてしまう、テカテカした感じが不自然に見えるとい意見であったためグロスを使う場合は付けすぎないようにしましょう。
オイル
リップオイルは唇を保護しながらふっくらとした印象に見せてくれるアイテムです。
グロスと似ていますがグロスは唇にツヤを出すために使うアイテムなのに対しリップオイルは唇を保湿しながら唇を色づけてくれるものとなっています。
ティント
ティントとは唇の水分に反応して発色する処方の化粧品で保湿力と落ちにくさを兼ね揃えている為ここ数年人気です。
ワックスベースのリップスティックは唇の表面に着色された被膜を形成するのに対し、ティントでは唇そのものが染まったような発色をすることになります。
ティントにはパック型、オイル型、スティック型、ブラシ型など様々な種類があり形状だけで他のものと判別するのは難しいです。
韓国が流行の元となっており2014年頃に流行ったグラデーションリップもティントの一種。2018年頃に流行したオルチャンメイクにも用いられています。
その仕組みから油性被膜を作るリップ製品と比較すると唇が乾燥しやすい点には注意が必要です。
またリップティントが服についてしまった時の対処法は口紅の時と同じですがその浸透のしやすさから口紅より落としづらくなっているのでなるべくすぐ処置するかクリーニング店に持ち込むようにしましょう。
口紅・ルージュ・リップ・グロス・オイル・ティントの違いまとめ
口紅=ルージュでリップの中にリップグロス、リップオイル、リップティントがあるものの日本と海外で単語の使われ方が違うこともあるので境目は曖昧なことが多いと言った感じです。
用途に合わせたお気に入りの一品を見つけるお役に立てたら嬉しいです。