幸せな妊婦生活、妊婦生活の後半にはマタニティーフォトを撮影するという妊婦さんも少なくありません。
- どんな衣装で撮影しようか
- どんなポーズにしようか
などイメージが膨らみ、いざ撮影!・・・と思いきや、ふと自分の大きくなったお腹を見て「この線何?」と驚く妊婦さんも少なくありません。
お腹にうっすらできた線のことを「妊娠線」と言います。
- なぜ、この妊娠線ができてしまうのか?
- この妊娠線ができない様にする方法とは?
- 出来てしまった後に消す方法とは?
今日は「妊娠線」の対処法・改善法をご紹介したいと思います。
まずは、妊娠線ができる原因から見ていきたいと思います。
目次
妊娠線ができる原因とは?
妊娠線は簡単に言うと、急激に皮膚が延び、皮膚がその延びについていくことができず割れてしまう現象です。
実はこの妊娠線ですが、妊娠した時だけでなく、急激に太ったりした時にもできます。
その場合、太ももやお尻に出来やすくなります。
妊娠してできる場所は主にお腹になります。ただ、妊娠線はただお腹が膨らむからできるわけではありません。
ホルモンバランスの変化や皮下脂肪が増える事、むくみや便秘が原因でできることもあります。
妊娠中は赤ちゃんを育てるための環境を整えるためにホルモンバランスが変化し、皮下脂肪が増えます。
また、血流が悪くなったり、赤ちゃんの成長で体内の内臓が圧迫されて便秘になってしまうこともあります。
妊娠線ができる原因の全てに当てはまりやすい時期だから妊婦中によりできやすくなってしまうわけです。
出産後に体重が減ったら妊娠線は消える?
一度出来てしまった妊娠線は、元の体重や体型に戻ったからといって自然と消えるわけではありません。
そのため、出産後に着る服が制限されたり、自分の理想とする見た目に慣れなかったりと育児で忙しく、悩みが尽きない中、自分のことが更に悩みとなって表れてきます。
また、育児が落ち着いてもこの悩みが消えることはありません。
一度出来てしまった妊娠線を消すことができる方法はないのでしょうか。
また、妊娠線ができる前に予防する方法はないのでしょうか。
妊娠線を予防する3つの方法
先ほど説明した原因を作らないことが何よりの予防です。
そのために、どのようにすれば原因を作らずに過ごすことができるのかご説明したいと思います。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠中、ホルモンバランスが乱れるのはどうすることもできません。
ただ、この乱れたホルモンバランスによる影響を少しでも減らすためには身体に必要な栄養素を十分に摂取することが大切です。
ビタミン、ミネラル、たんぱく質など身体に必要な栄養素は多くあります。
当然、毎日の食生活を見直すことは大切ですが、食事だけで毎日必要な栄養素を摂取するのはかなり難しくなっています。
そこで、1日の栄養素を補給してくれるサプリメントなどを補助として取り入れることがおすすめです。
皮下脂肪の増加
妊娠中、どうしても体重が増えてしまいます。それに伴い、皮下脂肪も増えやすくなります。
特に、運動を普段からあまりしない人は皮下脂肪が増えやすくなっています。
そのため、妊娠してからは心がけて身体を動かす様にしなければなりません。
今まで車を使っていたけど、ちょっと近場は歩いてみるなど無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。
また、妊娠中に増量しても良い体重は妊娠前のBMI値によって決まっています。
自分のBMI値を知り何キロまでが増えて良い体重なのかを確認しておくと良いですね。
便秘やむくみ
便秘やむくみの一番の原因は血流が悪い事です。
血流を流すために一番取り入れやすい方法が水分を多く摂取するというものです。
人間の身体はほとんどが水分でできています。
一日2リットル以上の水分を摂取することで便秘や血流も改善することができます。
ただ、夏場など汗をかきやすい時期は1ℓ多めにとるようにしましょう。
ただし、摂取する水分は常温、もしくは温かい物にします。
冷たい物を摂取すると身体が冷えてしまうため、便秘やむくみ解消を妨げ、むしろ逆効果になってしまいます。
特に暑い夏は冷たい物を飲みたくなりますが、自分の身体のためにも常温で慣れておくと良いです。
できたちゃった妊娠線を消す3つの方法【専門機関編】
妊娠線に気を付けながら妊婦生活を送っていても、妊娠線ができてしまうことはあります。
妊娠線ができてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。
ここからは、できてしまった妊娠線を消す方法について詳しく説明していきます。
①美容外科
最も手っ取り早く消す方法がこれです。
美容外科で妊娠線の治療をしてもらいます。主に皮膚再生の治療になるのではないでしょうか。
美容外科なので、お金はかかりますが、時間は一瞬です。
ただ、病院に行くとなると、どこがおすすめなのかや人に美容外科に通っているのを知られたくないという人もいるかもしれません。
妊娠線を専門的に扱っている美容外科もあるので、気になる人はまず情報を集めてみると良いかもしれませんね。
行くかどうかを決めるのは、その後でも良いですからね。
②エステ
まずは太ってしまった体型を基に戻し、その後、マッサージや機械を使って皮膚を引き締めていくことで妊娠線を消す方法です。
当然エステに通う場合もお金がかかりますが、妊娠線を消すだけでなく自分の理想とする体型も取り戻すことができます。
また、エステで受けることのできる施術は基本的に気持ち良いと感じる物が多いため、リラックスタイムとしても高い効果があります。
普段頑張っている自分へのご褒美として通ってみるのも良いかもしれませんね。
③ダーマローラー施術
ダーマローラーという単語はあまり聞きなれないかもしれません。
ダーマローラーという小さな細い針がついたものになります。
針で真皮を刺激することでコラーゲンが再生されるといわれています。
針を刺すので当然、少し痛みがあります。病院によっては麻酔をしてくれるところもあります。
ただ、肌の弱い人にとっては針の刺激で肌が腫れることもありますので事前にしっかり説明を聞いてください。
できたちゃった妊娠線を消す3つの方法【セルフケア編】
①クリームを使用したマッサージ
妊娠線は多くの女性の悩みであるため、自宅でケアできる方法もあります。
それはクリームを塗り、マッサージをするという方法です。
妊娠線を消すためには保湿が必要です。
そのため、保湿力の高いクリームをお風呂上りなどに塗り、マッサージをしてすりこみます。
妊娠線対策や消すための商品も多く販売されています。後程商品に関しては紹介していきたいと思います。
クリームを塗るケアは自宅で簡単にできます。また、経済的にも美容外科やエステに通うよりかなり安く抑えることができます。
ただ、すぐに効果が出ないというデメリットはありますが、気長にじっくりと治していきたいという人にはおすすめです。
②ターンオーバーを整える
先ほど、美容外科での治療で皮膚再生という言葉を紹介しましたが、実は人の身体は自分の力で皮膚再生をすることができます。
シミなどができても正しくケアすることで消すことができるのと同じ仕組みです。
私たちの身体の仕組みであるターンオーバーというサイクルを活用します。
ターンオーバーのサイクルは産まれた時からあり、基本的には28日周期でめぐっていきます。
つまり、28日周期で新しい細胞が産まれ皮膚も再生されていくということになります。
しかし、このターンオーバーは、年齢を重ねたり、体内の環境によって周期が変わってきます。
この周期を28日に整えることは妊娠線を消すためだけだなく、他の肌トラブルなどを解消してくれることにもつながります。
28日周期できちんとターンオーバーを迎えるためには、身体が必要とする栄養が十分に摂取されていることが重要です。
先ほども少し述べましたが、十分な栄養を補給するためにサプリなどを活用することがおすすめです。
③ダーマローラー
専門家の力を借りる方法でも説明したダーマローラーを使う方法ですが、実はダーマローラーは一般向けに販売しています。
金額は高いですが、専門家も使っている物なので同じものでケアできると考えれば妥当な金額かと思います。
ただ、使う際には使い方を熟読した上で活用しなければトラブルになる可能性もありますので購入前にセルフケアとして最適化は検討してください。
妊娠線を消すためにオススメの商品
セルフケアの中で紹介した方法でクリームを塗るというものがありましたが、どの様なクリームが良いか分からないという人もいると思います。
そこで、おすすめの商品を紹介していきたいと思います。
ALOBABY
99%天然成分で作られており,
- 楽天の妊娠線ケアクリームリアルタイムランキング
- 妊娠線予防クリームランキング
- 妊娠線予防クリームおすすめ
の3つの部門で1位を獲得しています。
また、2017年にはマザーズセレクション大賞を受賞し、50万本が既に販売されました。
多くの雑誌でも取り上げられ、芸能人のママやモデルをしている人にも大人気です。
ALOBABYはもともと赤ちゃんの保湿を考えて作られたクリームが人気でした。
生後2,3ヶ月で赤ちゃんの感想肌に悩むお母さん達に大人気で、お風呂上りに保湿することでカサカサしていたお肌がモチモチになると人気でした。
今回のクリームは、既に赤ちゃんのケア商品として高い人気を集めていたALOBABYシリーズからママ専用の保湿クリームが販売されたということですね。
既に他の商品でも実績があったからこそ安心して使うことができますよね。
また、妊娠中や妊娠後のホルモンバランスの変化によってクリームなどを付けると肌にかゆみが出るというお母さんも安心して使うことができます。
なぜなら、このクリームには7種類の天然肌荒れケア成分が配合されているため、かゆみをおさえてくれるんです。
妊娠線に関係なく、日常の肌ケアにも良さそうですね。ALOBABYは1本から購入できますが、まとめて購入のセット割りがあります。
続けることが大切ですので、まとめ買いが良いかもしれませんね。
一方で、まとめて買うと、肌に合わなかったら無駄になると思う人もいますよね。そこもきちんと考えてくれています。
購入後15日間であれば返品が可能です。また返品した場合返金保証がついています。安心してまとめ買いができますね。
AMOMAのマタニティオイル
この会社は、ハーブティーで知っているという人も多いかもしれません。
妊婦さん、産後、赤ちゃんなど出産、育児に関わる商品を作っている会社です。
マタニティオイルは潤いと弾力を与えてくれるオイルで作られています。
妊娠線には「バニシングオイル」と呼ばれるオイルがとても効果的ということで、そのオイルがしっかりと配合されています。
また、マタニティアロマセラピストさんが作ったレシピであるため、とても良い香りで肌のケアだけでなくリラックスといった心のケアまでしてくれるオイルになります。
購入したお客さんの口コミやレビューでの評価は5点中4.39点とかなり高い評価を得ています。
雑誌などのメディアでも多く取り上げられ人気の商品であることは間違いありません。
赤ちゃん用のボディーオイルや妊婦さん、育児中のママに最適なハーブティーなど色々な商品が販売されているのでオイルと一緒にのぞいてみると良いかもしれませんね。
2サイズが販売されているので、購入の際は、どちらが良いか選ぶことができます。
また、効果的なクリームの塗り方がホームページで公開されているので、それを見てから実践するとより効果がでるのではないでしょうか。
EARTH CHILDのストレッチマークオイル
「オレンジラフィーオイル」と「トコトリエノール」の2つの成分のみから作られ、余計な物は配合しないと素材にこだわって作られている商品です。
こちらも保湿を重視して作られています。高い保湿力、また、肌に優しい成分で作られているため妊娠線のケアだけでなく、顔のパックとしてもこのオイルを使うことができます。
つまり、これ1本あれば、全身の肌ケアができるということになります。
更に、赤ちゃんの肌にも優しい成分で作られているので、ベビーオイルとしても使うことができます。
お母さんと赤ちゃんと同じオイルで綺麗な肌を作っていけるというのは嬉しいですよね。
For famのボディ―ミルク
フォーファムではボディーミルクとローションの2タイプの保湿できる商品を販売しています。
どちらもかなり高い保湿力をもっています。クリームとローションと付けた感じで自分に合うものを選ぶことができるのは嬉しいですよね。
楽天市場キッズ・ベビー・マタニティランキング1位を日本とアメリカの2か国で受賞しています。
更に、第8回ペアレンティングアワード賞受賞をしています。また、2015年上半期には楽天×GINGER賞ボディケア部門銀賞を受賞しています。
日本だけでなく海外でも1位を獲得しているのはすごいですよね。
フォーファムのクリームは赤ちゃんの肌にも使うことができます。また、コスパも良い事から多くのお母さんに愛されている様です。
naturalscienceのナチュラルマーククリーム
たまひよで赤ちゃんグッズ妊娠線ケア部門、ゼクシィ―Baby妊娠ボディケア部門で1位を獲得している商品です。
また、この商品は20年間と長い歴史を持っています。それだけ多くのお母さん達に選ばれているということですね。
その理由は、無香料、潤いの効果、肌に優しい、ボトル設計の工夫にありました。
特に最後のボトル設計の工夫により、使い終わるまでクリームが酸化することなく新鮮なまま保たれます。
そのため、クリームの効果も最後まで同じということになります。容量が多くても安心ですね。
まとめ
妊娠中、色々な悩みが出てきますし、出産に向けて色々な準備をしなければいけません。
ただ、その期間もたった10ヶ月と一瞬で終わってしまいます。
準備の1つに妊娠線の予防という項目をプラスし、ケアをスタートして欲しいと思います。
それでも妊娠線ができてしまった場合は自分の今の状況に合わせて、妊娠線を消す方法を実践してもらいたいと思います。
出産直後には自分のことを考える余裕はないかもしれませんが、特にセルフケアに関しては日々の積み重ねですから、お風呂上りの一瞬の時間だけでも自分のために時間を使って欲しいなと思います。
自分の身体も綺麗に保って、育児を楽しめると良いですね。
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