動物の種類によってプラセンタの効果が違う?豚・馬・羊の違い

現在美容業界で大きく注目を集めている成分、プラセンタの種類をいくつご存知でしょうか?

プラセンタは皮膚の再生効果やケア効果に働きかける要素を多数持っているため、女性の美を具現化する成分とも言われています。

そんなプラセンタですが実は動物性、海洋性、植物性の3つに分かれており、それぞれ長所短所が違っています。

そこで今回は各プラセンタの特徴の紹介、そしてプラセンタ自体の知識がない方のためにもプラセンタとは何なのかということについて解説していきます。

プラセンタとは何?

プラセンタとはヒトを含む哺乳類が持つ胎盤組織のことです。

わずかな大きさしかない受精卵を子供の姿まで育てあげるその胎盤には数多くの栄養素や成長因子が備わっていると見られていて、これまで研究が続けられていました。

そして近年、その効果が実証され医療や美容品にプラセンタが使用されるようになったのです。

なお、プラセンタ注射、塗り薬、サプリメントなど身体にプラセンタを与える方法は複数種類あります。

この内プラセンタ注射はヒト由来のプラセンタエキスを用いるため感染症リスクがないと言い切れないこと、継続しないと効果がないのに注射費用が高額になりやすいことが問題点となっています。

そのため手軽にプラセンタの効果を楽しみたい場合は、人以外のプラセンタを使う関係からリスクが低くなおかつ注射に比べて安価で済ませられるサプリメントや美容品を使用してみるのがおススメです。

サプリメントの場合アスタキサンチン、ビタミンE、レスベラトロール、セラミドなどの成分も含まれている事が多いためプラセンタ成分との相乗効果が狙えるのも魅力的だと言えます。

ちなみに後述していますが厳密に言えば海洋生物、植物には胎盤組織がないためプラセンタは存在しません。

しかしプラセンタと似た成分が確認されている関係から海洋性プラセンタ、植物性プラセンタと呼称されています。

このように研究や科学の発達によって利用されるようになったプラセンタですが、具体的にはどのような効果が得られるのでしょうか。

プラセンタの気になる効果

プラセンタの効果としては肌機能の回復や組織の再生、アンチエイジング効果をもたらす栄養素の補給疲労回復などが挙げられます。
これまで用いられてきた他美容成分やエキスとは違い細胞組織レベルでの修復や構築を望める可能性がプラセンタにはあるので、他成分とは違う画期的な成分として見られることが多いです。

プラセンタに含まれている成長因子や栄養素は採取する対象によって変わりますが基本的には以下のような要素が含まれていることが判明しています。

アミノ酸

プラセンタではアルギニン、バリン、スレオニン、グリシン、ロイシンなど、約20種類前後のアミノ酸が得られます。

糖質、ヒアルロン酸

ショ糖、ガラクトース等の糖質の他にポピュラーな美容成分として知られるヒアルロン酸なども得ることが可能です。

これらの成分は体のエネルギーに転化しやすいため、美容面だけでなく体内機能活性化にも役立ちます。

タンパク質

アルブミン、グロブミンなど約20種類の成分効果が期待できます。

プラセンタの疲労の回復や健康効果はこのあたりの成分作用が関係しているという説が強いです。

ミネラル

鉄やリン、カリウム、亜鉛といった成分もプラセンタでは得られます。

血液機能や体液分泌を正常なものにし肌機能を支える土台を作る大事な成分です。

脂肪酸や脂質類

バルミチン酸やラウリン酸、ホスファチジン酸などの美容に有効な脂質が得られるのも、プラセンタの特徴と言えるでしょう。

これらの要素は体の組織作りやビタミン類の吸収補助に役立ちます。

核酸

核酸は加齢によって減少する遺伝子を修復する要素です。

年齢を重ねていくにつれて肌機能が衰えてきたという方には有効な成分だと言えます。

ビタミン類

肌機能やコラーゲン生成を支える成分です。

ナイアシンに加えビタミンB1、B2やB6、B12、更にC、D、Eと豊富なビタミンが得られます。

前述したように脂肪酸との組み合わせ吸収率が上がるので、脂肪酸とビタミン類を含むプラセンタならばベストな状態での成分効果が期待できます。

酵素

酵素は細胞組織活性化、代謝アップや脂肪燃焼効果など様々な健康・美容効果が望める成分です。

100種類前後の酵素(アルカリホスファスターゼやヒアルロニターゼ、酸性ホスファスターゼなど)がプラセンタには含まれているとされています。

その多彩な効果から現代のダイエットや美容において必須な成分だとする声も少なくありません。

ここまでプランセンタに含まれている成分や効果について説明しましたが、他にも以下のような効果を得られる可能性が高いです。

  • 代謝機能のアップや抗酸活性化
  • 炎症やアレルギーの免疫の抵抗作用
  • 肝機能やホルモンバランスの改善
  • 自律神経の正常化

ただし、お伝えしてきた効果は必ずしも万人に作用されるわけではありません。

後述している動物性プラセンタ、海洋性プラセンタ、植物性プラセンタそれぞれ成分内容も異なります。

上記で解説したのはあくまで目安としての成分、効果であることを忘れないでください。

また、確実性のある治癒や治療効果が得られる訳ではないので過度な期待をするのは禁物です。

さて、そんな魅力的な効果が期待できるプラセンタですが下記のように動物性プラセンタ、海洋性プラセンタ、植物性プラセンタの3つに区分されています。

それぞれ特徴が違うのでプラセンタを用いたサプリメントや美容品の使用を考えるならば把握しておくと良いでしょう。

動物性プラセンタで得られる効果

動物性プラセンタは前述したプラセンタの特徴に加え下記の豊富な成長因子が含まれているのがポイントです。

FGF(線維芽細胞増殖因子)

表皮の奥に存在する真皮内細胞を構築、修復、再生する因子です。

真皮内では通常コラーゲン、ヒアルロン酸が作成されていますが線維芽細胞増殖因子によって更にその働きが活性化します。

IGF(インシュリン様成長因子)

平滑筋細胞、軟骨細胞、皮膚細胞の修復や構築を促進させる細胞です。

そのため関節痛の予防にも効果があるとされています。

線維芽細胞増殖因子のようにコラーゲンとヒアルロン酸の作成をうながすためアンチエイジング効果が望めるのもポイントです。

他にも育毛効果や抜け毛予防効果をもたらす等、様々な働きを行います。

HGF(肝細胞増殖因子)

幹細胞をメインとした細胞の増加に関係します。基本的には体内組織の構築や再生に作用する因子です。

こちらの因子もヘアサイクルの正常化といった髪の成長に役立つ効果を持っています。

NGF(神経細胞成長因子)

その名の通り神経細胞に作用する因子です。

加齢によって起こる更年期障害やホルモンバランス崩れ、うつの解消、自立神経の正常化に役立ちます。

EGF(上皮細胞増殖因子)

上皮成長因子とも呼称される因子です。この因子は角膜、気管上皮細胞、肺の構築や、肌のシミ、たるみ、乾燥、傷、くすみ等を改善する美容作用が望めます。

また、やけどや傷の回復等、肌への再生効果があるということが研究や検証によって判明しています。

このような成長因子を持つ動物プラセンタですが基本的に豚、馬、羊の3種類から採取されているのが一般的です。

各動物プラセンタはそれぞれ下記で解説しているように長所短所が違います。

豚プラセンタの詳細

豚の胎盤が人間の組織や細胞と近い作りをしている関係上、プラセンタ摂取後のリスクの低さが豚プラセンタの特徴です。

また、次に紹介する馬とは違い豚は一生のうちに数多く出産するため豚プラセンタを使用した商品は比較的安価に手に入れやすいというメリットもあります。

ただし、そうした利点がある一方で豚プラセンタは他プラセンタよりも飼育環境や病気等によって品質が左右されやすいという問題点も抱えています。

特に投薬をされた豚は安全のための加熱処理を行う過程でプラセンタ成分が失われてしまいやすいので、そのような豚から採取されたプラセンタは本来の効果が期待できません。

そうした問題点を持つため、品質の良い豚プラセンタを使った商品を選びたい場合には消費者の方で品質表示をしっかり確認することが必要です。

具体的には、厳格に管理・飼育され品質を求めた豚「SPF豚」(Specific Pathogen Free=殺菌と投薬を控え、特定の細菌や病気を所持していない日本SPF豚協会の定める水準を満たした豚)の表示や、日本健康・栄養食品協会によって決められた細菌試験等を通過した証である「JHFAマーク」の有無、生産地証明制度による流通経路、製造・加工過程の追跡システムで品質をチェックすると良いでしょう。

馬プラセンタの詳細

馬プラセンタの特徴は豚のプラセンタよりも最大約1.5倍ものアミノ酸を含んでいることです。

また、豚プラセンタには無い6種類の必須アミノ酸も兼ね備えており、成分的に豚プラセンタよりも馬プラセンタの方が優れているとする見方も少なくありません。

加えて馬は薬物を与えることが出来ない繊細な動物であり、なおかつプラセンタに利用される馬は品質や栄養が約束されたサラブレッドを用いることが一般的であるため、豚のように品質面での差が大きく違う現象は馬プラセンタにおいてはあまり見られません。

数ある馬プラセンタの中でも特にキルギス産とアルゼンチン産、日本国産が品質の高いブランドとして評価されています。

そんなまさに良い事尽くめな馬プラセンタですが短所はあります。それは馬の出産が生涯の中で数回しか行われない関係から、馬プラセンタを使用する商品は高価になりやすいという点です。

冒頭のプラセンタについての解説でお伝えしたように、プラセンタは治癒や治療ではないので継続しなければ効果は期待できません。

しかし、その肝心の継続しやすさにおいて費用が高くなりがちな馬プラセンタ商品は優れているとは言えないのです。

ただ先ほど述べたように成分、安全面については他のプラセンタより良いので費用さえクリアできれば一番おススメです。

羊プラセンタの詳細

アミノ酸成分の構築が人間に近いため、豚と同様身体に馴染みやすいとされているのが羊プラセンタです。

羊はその体力、免疫力から薬の必要性がほとんどないため、濃度の高いプラセンタを抽出しやすいという特徴を持っています。

中でもニュージーランドの羊は医療用目的で徹底した飼育が行われるため、高品質であることが多いです。

基本的には馬プラセンタと豚プラセンタの長所を集めたようなプラセンタだと認識しておけば良いでしょう。

羊のプラセンタエキスや点滴によるアンチエイジングは諸説ありますが1950年ごろにはすでに行われていたため羊プラセンタは海外では比較的一般的なものとして扱われています。

このように、優れている特徴を持つ羊プラセンタですが、日本では羊プラセンタ商品の製造や販売が安全面での観点から制限されています。

いかがでしたか

今日はさまざまなプラセンタの美容効果についてお話ししました。

プラセンタにもいろんな種類があることがわかっていただけたと思います。

プラセンタを毎日の美容に取り入れて、みんなで美肌を手に入れたいですね^^

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