ニキビが治ってもいつまでも顔に残り続けるニキビ跡、いやですよね。
この記事ではニキビ跡を短期間で薄くする方法を紹介します。
ニキビ跡の種類
ニキビ跡は大きく分けて
- 色素沈着型
- クレーター型
の2種類が存在します。
それぞれ治し方が異なるので分けて解説します。
色素沈着型
色素沈着型のニキビ跡に効果的なのは
- ピーリング
- ビタミンC
- ビタミンA
などです。
ピーリング
ピーリングはターンオーバーを促進する効果があるので肌の回復を早めてくれます。
ただしピーリングのしすぎは未熟な角質層を形成してしまうので乾燥を促しニキビが出来やすくなってしまうので要注意です。
ビタミンC
色素沈着型のニキビは炎症による赤みのある色素沈着と紫外線により茶色くなった色素沈着の二つに分かれるのですがビタミンCはその両方に効果があります。
赤いニキビ跡に対しては直接作用する訳ではありませんが肌の保水力を上げるセラミドの合成を促したり皮脂の分泌を抑制する効果があるため肌の回復力を上げてることで治りが早くなります。
茶色いニキビ跡はメラニン色素が原因ですがビタミンCにはメラニンの生成を抑制し、メラニン色素による色素沈着を薄くしてくれます。
ただしビタミンCは不安定な成分なので、化粧品にそのまま配合できません。成分として安定させて、肌に浸透しやすくしたのがビタミンC誘導体が含まれた化粧品・医薬品・医薬部外品を使用しましょう。
ちなみに化粧品・医薬品・医薬部外品の違いは以下の通りです。
医薬部外品には濃度5%以上のビタミンC誘導体を配合することが出来ません。濃度が濃ければ濃いほどいいという訳ではありませんが医薬部外品は配合量に限度が定められていることを覚えておきましょう。
また医薬品は通常最も効果が高いですが医薬品の入手には処方箋が必要になってきます。
ビタミンA
最近のコスメの流行りがこのビタミンA配合のものです。
有名どころで言うとゼオスキンやエンビロン。
レチノールと呼ぶこともありますが正確にはビタミンAはレチノール、レチナール、レチノイン酸の総称です。
口から補給されたビタミンAが肌に到達するまでには時間がかかり、さらに肌に届く量は摂取した量よりも少なくなってしまうため塗るビタミンAが最近では市民権を得ています。
ビタミンAを肌に塗ると通常A反応と呼ばれる反応が起き皮向けがおきますが乾燥・シミ・シワ・ニキビなどのトラブルに負けない肌を作ってくれます。
また新陳代謝の過程でニキビ跡もきれいにしてくれます。
他にもビタミンEは抗酸化作用が強く活性酸素を除去してくれる効果があるのでニキビやニキビ跡に効果的と言われています。
またメラニンの抑制にはL-システインやトラネキサム酸なども効果的です。
クレーター型
クレーター型のニキビは主にニキビを潰してしまうことで出来ます。
色素沈着型のニキビ跡に有効な対処法も有効ですがさらにアクティブに対処していかないとなかなか治らないのでここでは色素沈着型のニキビ跡の治し方で紹介した方法以外の治療方法を紹介します。
- ダーマペン
- レーザー
ダーマペン
ダーマペンは
上位互換としてピーリング剤と合わせたミラノピールやPRP療法を用いたヴェルベットスキンがあります。実際に受けたことがありかなり痛いですが効果は非常に高いのでおすすめです。
レーザー
レーザーはフラクショナルレーザーをはじめとした様々なレーザーがニキビ治療に用いられていますが金額が高いためコスパはあまりよくありません。
一ヶ所深い凹凸があるような場合は適していますが全体的に凹凸があるような場合はダーマペンの方が合っているでしょう。
ニキビ跡を短期間で薄くする方法まとめ
医療関係者の間では色素沈着型に対して最もコスパよくアプローチできるのはビタミンA、クレーター型に対して最もコスパよくアプローチできるのはダーマペンと言われています。軽度であればビタミンCやピーリングももちろん効果的です。
ぜひ自分で判断するのではなく一度有名なお医者さんに見てもらうなどしてから自分に合ったニキビ跡治療法を選択していってください。